プサルテリウム試作&研究
Webで「チェンバロ」で検索していると「プサルテリウム」という楽器が引っ掛かりました。画像のみとか組立キットの写真1枚とか 構造も詳細もわかりません。台形の木の箱にサドル(?)を置いて弦を張ったものの様です。 どんなものになるか試作してみることにします。左画像は今回の試作1号器です。
まずは骨組みです。できるだけ費用を掛けずに2X4材で作ります。箱の高さは2X4材の89mmとし、一番長い弦長を400mmと決めます。 スケール400mmのギターのフレットの位置を計算し、左右のカーブを決めます。
左右のカーブしている部分は、2X4材を曲げればいいのですが......。2X4材を2枚で作ります。間が空きますが。
表板、裏板をはめる溝を掘っておきます。
表板、裏板の材料を何にしようか悩みましたが、結局、1.6mm厚のシナべニア(航空べニア)にしました。 形を切り抜いて、JW_CADで作ったデザインを裏から貼り付けカッターで切り抜きます。 大したものではありませんが、よろしかったらどうぞ
柔らかいべニアなのでブレイシングを入れてみました。Xブレイシングは何の根拠もありません。
表から見た様子です。
裏板もXブレイシングにしてみました?
表板、裏板を張り合わせました。しかし、ここからまたまた悩みました。サドルは?、糸巻は?、弦は?
サドルはホームセンターでアガチスの細材を購入、熱を加えて曲げ、山形に削る。
糸巻は、ピアノ等のチューニングピン(φ6.9X57mm)、これが一番高く\7,000位かかってしまった。ただ250本入りなので.....
弦は、ミュージックワイヤのφ 0.356mm(ギターの2弦位) とφ 0.508mm (3弦位)を購入。これも\6,000位だが、今後の改良品を 製作するとき使えるかな。
もう一方の弦を止めるのは釘(あまり長くなく少し太めで見栄えがいいもの)。
弦張り、調弦ですが、これが大変!止め釘に弦をよって止め、チューニングピンに。一番上の写真にあるチューニングハンマーで調弦します。
何度しめても弦が延びます。延びなくなるまで何回も調弦?、音階は?
どんな音になったか後日UPします。
To be continue