Gibson Dove リペアー記録 2012/03
シリアルから、2001年4月12日製造、場所はモンタナのボーズマン工場と思われる。右横に何かを張り付けた跡。
リペアーと言うほど大それたものではないのですが、あまりに悲しい状態だったので預かりました。
トラスロッドカバーがありませんが、まだ余裕で回ります。
ピックガードのDoveの埋め込みインレイ以外は消えかかっています。もったいない!
ブリッジです。サドルは傾いてボディと密着していません。不思議に思っていたらアンダーピエゾが仕込まれていました。
よく見ると、エンドピンジャックが付いている。しかしこのピエゾと繋がっていない。中をよくのぞくとアンプかイコか貼り付けていた痕跡あり。
アンダーピエゾの厚さ分、サドルが上に上がってブリッジに入る部分が減ったためと思われるが、何もせずにそのまま?
シリアルの刻印です。
まずはロッドカバーを自作。白と透明の塩ビ板(0.5mm)を調達。デザインを印刷し白の塩ビ板を切り抜きます。
そしてそれより一回り小さく透明の塩ビ板を切り出します。白、印刷紙、透明と重ねて止めます。まあ無いよりはまし?でしょう。
ペグを外して清掃、ヘッドの汚れをとる。
フレットをコンパウンドで磨きます。1,2,3フレット2弦部分が少しへこんでいますが今回は手を付けず。
バズりだしたらそのときリフレットしよう。
今度はブリッジ回り。少し弦高を下げるためサドルを削ろうと思ったのですが、サドルが上に上がってブリッジに入る部分が あまりにもすくない。サドル溝を1.5mm程度掘り下げます。6弦12Fで3.2、1弦12Fで3.0mm位あったので、1mm下げれば12Fでは その半分の0.75mm下がる。
サドルは牛骨で作り変えます。簡単には抜けない程度に。
お尻です。
To be continue