アコーステイックギター製作工程「塗装」
いよいよ、塗装に入ります。 と、その前に、ブリッジの型を決めないと! ここをマスキングしておく為に。
一応、フィンガーボードのRと同じ様に形を整えておきます。
その形より1mm位内側にマスキングします。 他に、フィンガーボードの接着面、バインディング、パーフリング。 特に、白いバインディングにはシェラックの薄い色が付きます。
今回からはシェラック塗装にします。 右がシェラック・ブロンズ、左がパミスです。 シェラックは、脱蝋、漂白されたものがいいようです。 パミスは、目止め、つまり木の繊維の溝を埋めます。
アルコール(エチルアルコール・無水)100gにシェラック約12gを溶かしたものを1カットと言うそうです。 最初の目止め役には4カット(つまり4倍濃いい)で粗塗りします。数回。 よく乾かし、1、2カット位で数回、30分~1時間位乾かしながら。時間がかかります。 ここで一度、#800位で水とぎします。 乾いたら、てるてる坊主でパミスを塗り込みます。(塗り込むという感覚が一番ぴったりしていると思います)
粗塗り、1カットで塗りたくった.....結果
まだまだの様ですね。
塗っては水研ぎ、塗っては水研ぎ、の繰り返し。
裏も、塗っては水研ぎ、塗っては水研ぎ、の繰り返し。 パミスの目止めがうまくいっていないようです.......
最後は、コンパウンド、粗目、中目、細目。
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