アコーステイックギター製作工程「初めに」
 アコースティックギターを作り始めて約7年で7本のギターをつくりました。しかし、その中で自分で納得いく 物がありません。ブレイシングを非対象にしたり、ボルトオンネックにしてみたり、塗装では柿渋をつかってみたり といろいろためしてきました。結局、オーソドックスにきっちり作ることが自分が納得できるという結論に達しました。
今年(2015年)、自分の集大成としてここに記録します。1つ1つ、妥協せずをモットーに。
 oooタイプ、ニューヨーカー、ドレッドノートタイプとか作ってきましたが、自分にとってoooタイプが一番しっくりきます。 胴のくびれを少し緩やかにしようと思います。スケールは645mm、1フレットを3mm短くして、実長642mmにします。
(この意味はこちらを参照してください。)
 他に、インレイ(ヘッド部、口輪)、バインディング、パーフリング等はおいおい(材料が決まってから)考えます。
*** 製作目次 ***
 1.テンプレートの作成
 2.型枠(モールド)の作成
 3.バックボードR付け治具
 4.ブックマッチ用治具
 5.集塵機の試作
 6.表・裏板のブックマッチ(接ぎ合わせ)
 7.表板のロゼッタ(口輪)
 8.表板のブレーシング
 9.裏板のブレーシング
 10.ネックの切り出し
 11.ネックの組立て
 12.ネックの加工
 13.指板の加工
 14.側板のベンディング
 15.ライニングの取付け
 16.表・裏板の接着
 17.バインディングの作成
 18.ネックの加工(その2?)
 19.塗 装
 20.フィンガーボード
 21.完 成
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