初めてのバイオリン製作工程「表板の仕上げ」
まず、バスバーを取り付けます。厚さ5mm、高さ25mm、長さ280mmのスプルースを切り出します。
木目は表板の木目に直行するようにする?
手持ちの材料からは取れない!
残念ですが.........
画像の奥に見えるのは、魂柱(φ6mm)の丸棒をスプルースで作っています。
表側にパフリングを入れます。
最初に、外周端から4mmのところに罫書き、次に、5.5mmのところにも。
コンパスを利用して。あぶない!その前に外周を滑らかに、形を整えて!
画像のナイフと彫刻刀で掘ります。
パフリングカッターとか無いので、デザインナイフで鉛筆の線を切る。
パフリングは幅1.5mm、高さ1.5mmの黒・白・黒。
彫刻刀(幅1.5mm)の平、丸刀で注意深く掘ります。あまり掘りすぎると悲惨なことになる!!
パフリングが少し出る位に。

何とか掘りました。
パフリングを埋め終わりました。パフリングは例のアイロンで曲げて溝にはめ込む。写真を撮り忘れです。
飛び出ているパフリングを落としますが、このとき、外側(淵)より少し深く掘り(チャンネル堀というそうです)、最後にペーパー掛けで取り合えず完成。
溝が大きすぎたり、欠けた所に、ペーパー掛けした時の削り粉とタイトボンドをよく練ったものを埋め込んでいます。
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