初めてのバイオリン製作工程「裏板の製作」
ブックマッチ(接ぎ合わせ:厳密なブックマッチではありません)したハードメープルを切り出します。
ここで、閑話休題。
表板、裏板共にギターでは1枚板がいいとされています。
バイオリンの大きさでは、1枚板が取れるような気がしますが、ほとんど無いそうです。
これは、ブックマッチ(1枚の板を引き割って左右に張り合わせる)で左右シンメトリックにし、音の伝導を左右均一にするためだそうです。 それはさておき、進めます。
まず表側を削り出します。形は表板と同じにします。
硬いです。ねばいです。目が交錯しています。きつい!
粗削り終了!?
裏側を掘ります。
さすがに、手彫りはきついので、トリマーの登場です。高低マップを図面から写し取る。適当に!
ここで一番気を付けるべきは、突き抜けたら終わりです。
ここからまた格闘になります。
今日は気温、湿度がたかいのですが......頑張る!
粗削りが終わり、ペーパー掛け。#120、#240で。
表側も。
今年の1月に始めた時には、半年位でできるだろうと思っていたのが、大きな間違いだったのです。
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