(2006/04/29)
フレット長=スケール÷17.817
(2006/04/23)
21.合体&スケール
いよいよ、勇気を出してボデイとネックを接着します。接着してスケールを計らないと指板のフレームの溝が切れません。本当は図面通り作っていれば最初っから決まっているのですが・・・・現物合わせにするしかありません。その前にヘッドのペグ穴を忘れていました。ボール盤で開けます。1つだけちょっとずれたかな??ボデイ側とネック側にタップリ!タイトボンドを塗って固定します。固定?そうです、朝、考えた末(浅知恵)ゴム管を2m買って来ました。これでボデイを巻くのですが、まあ気持ちの問題のような気がします。1時間位後に見ると、なんと若干の隙間があります。これは最初から解っていたのですが、エポキシパテを埋めよう。なんか、だんだん、何をしたいのか解らなくなってきました。
この段階(?まだ変わる?)でスケールは638mmです。ススケールとは、弦が接触するナット(0フレット)からサドル迄の距離で、これによってフレームの位置が変わります。スケールとは、弦が接触するナット(0フレット)からサドル迄の距離で、これによってフレームの位置が変わります。
だそうです。最初に1フレットの長さが出ます。次に「スケールから1フレットの長さを引いて上記計算式で計算」を以降、必要フレットまで繰り返します。どうも日本語が悪いのですが・・・VBで計算・印刷PGを作ったので、その計算部分です。
小数点以下第2位まで出していますが、第1位まででいいのでは?100分の1mmまで出しても実際溝を切るときは1mmの半分のどっち寄り?程度でしょう。だってフレットの厚さ(指板に埋まる)が0.6mm位だから・・・・
カムクランプを後2個作るのを忘れていました。1個作るのに1時間以上かかる(?)のです。1個作って飽きたので別の物を作ります。通常(かどうかは解らない)、ヘッドにはつき板(薄い板)を貼るのですが、今回は省略!?その為、ナットをヘッド側からブロックする物がない(無くてもいいと思うのですが・・)のでトラスロッドの調整ロッドがネック側にある場合の蓋(三角形の)をダミーで貼って見ます。カッコ悪いかもしれませんが。
前々から気になっていたのですが、ブリッジのサドルは何故ネックに対して直角ではないのでしょうか?色々調べた結果、簡単に言うと「弦の太さと作り」に有るようです。同じフレットを押さえても1th弦と6th弦ではフレットへの接触状態が異なります。実際は、1th弦から6th弦に向けて一様な傾斜(傾き)ではない様です。サドルを直角に取り付けた場合は、各弦のサドル上部の接触位置を各弦バラバラに調整(前後)させればいいようです。奥はもっともっと深いようですが。計った結果は、「635mm」でした。(ではなく、635mmにします。)
計算結果です(PDF)。