いよいよ(が多い!)、指板を接着しようと思うのですが、その前にフレット溝を切っておかなければ!!フレット計算を見ながら、指板にフレットを罫書きます。当然、中心線に直角に・・・・買って来た鋸が厚さ3mm、フレットの溝に入る部分が6mm程度。1回切っただけでは入らないので2回目は巾を広げるために切ります。垂直に切らなければいけないので、指板のRを付ける為のサンデイングブロックと同じRを付けた治具(垂直の出た)を作ります。これを指板に当ててクランプしては切って行きます。結構時間がかかりますね。
(2006/04/30)
22.フレット溝
終わったら、いよいよ(もういい!)接着です。ネックとボデイーにタップリのボンドを塗って(トラスロッドにはなるべく付かない様に)中心線を意識しながら、クランプします。1時間以上経過してクランプを外します。指板表面の傷(フレームを切るときに傷つけた!)をサンデイングブロックで綺麗にします。#120、240、360と磨いておきます。
ブリッジです。Rを付ける前に、ブリッジピンの穴を開けます。標準(?)の直径5mmの穴をボール盤で。次に、サドルの溝をトリマーで掘ります。標準(?)の2.5mmの溝です。慎重にトリマーガイドをセットしてっと、一度には掘れないので数回に分けて掘ります。
「あっつ!トリマーガイドが動いてしまった!」
「あっつ!突き抜けてしまった!」
悲惨な状態です。が、めげずにいきます。なんとか音を出すために!