25.仕上げ(2)
(2006/05/09)
古いギターの調整で1,2弦のビビリの原因が解りました。ナットと指板の間にわずかな隙間があったのでナットを削ってピッタリ合わせました。1,2弦のビビリはこれで解消!と思った瞬間、今度は5弦がビビリ出したのです。ナットの底面の摺り合わせをしたので少し低くなって、もともと5弦が低すぎたので(ナット溝を少し深く掘りすぎた)1フレットに当たるのです。他の弦はちょうどいい高さです。これは直しようがないですね!
(2006/05/14)
あれこれ、失敗(工作ミス、勘違い、不注意、未経験、貧弱な知識・・・・)ばかりでしたが、今日は音を出してみたい!!塗装のことはちょっと忘れて置きます。まず、ペグを付けます。ネジはドリルでネジより小さい穴を開けておいてねじ込みます。今度は、サドルのピン穴は開いているのですが、ボデイーに開いていないので、ピンの先端の径位で開けます。そしてリーマーで現物合わせします。
残るは、ナットとサドルですね。色々と仕入れた知識(?)でやってみます。ナットは、鉛筆を半分に割いたもので、指板の上に置いてナットに罫書き、それから弦高分上を罫書いて、バイスに固定して、スクレイバー(ギター製作で使う物ではなく、ホームセンター等で売っている物の先を研いだもの)で荒削りして、ヤスリで整えます。ナットの溝は、ナットフィルが無いので、細工用の薄いヤスリと丸く細いヤスリで何とかなるかな?サドルは取り合えず、高めに作って現物合わせします。(ナットの写真がない!写真はサドルです。)
弦を張って見ました。標準の調弦。ペグを巻いて行くのが怖い!!一番心配していたのが、ブリッジの剥がれ、そしてネックが耐えられるか、ですが問題無い(?)ようです。まだ、フレットの摺り合わせ、ナット、サドルの高さ調整をこれからやって行くのですが、初めて音が出た感動はと言うと・・・・複雑(うれしいやら、悔しいやら)です。