表板のブレイジングが側板に当たる所を糸鋸で切り込みを入れて、彫刻刀で削っています。表板を置いてみては微調整をします。なかなか大変!で、その後も。スプールクランプを1本々、型枠に通して仮締めしてみます。まあいい様なので、明日いよいよ接着です。
(2006/03/04)
15.表、裏、側板の組立て(2)
(2006/03/05)
接着面を掃除機で掃除して、雑巾で拭いてと、タイトボンドをタップリ?(あまり付けすぎると垂れるし、少ないと心配だし、少しはみ出る位がちょうどいい様です。)付けて、締め上げます。はみ出したボンドを雑巾で拭き取ります。ここで、はっと気が付きました。表板をクランプの丸い木が当たるので、ゴムかコルクを入れようと買ってきていたのを思い出したが後の祭り、諦めます。
乾燥待ちの間、塗装の研究?(まだ早いかも)日本リノキシンという所からニス、ワックスを買ってみました。1つは、シェラック、コーパル、リノキシン、エタノールの混合(のことをヴァーニッシュと言う?)「シェッラク」はラックかいがら虫が作る天然樹脂、「コーパル」も天然樹脂、「リノキシン」は亜麻仁油を精製?した物だそうです。(実際はよく判りませんが)「シェッラク」塗装は、ギターでは一般的だそうですが、亜麻仁油の様な乾性油のみで行うのは「オイルフィニッシュ」と言いあまり一般的ではない?様です。もう1つも同じ様なものですが、艶を強調した物だそうです。端材(レッドシダー、マホガニー、スプルース)で試し塗りしています。ただ、これはニスなので、色が付きません。少しは色を付けたいので「柿渋」を試して見ようと思います。乾くに従って柿色が出てくる(?)そうですが。
表板の接着も3時間位経ったので、クランプをはずします。いい様です。(いい加減だなあ)側板からはみ出している表板の端をトリマで削ります。すごい誇り?いやホコリ。今度は裏板の接着準備。同様にブレイジングが当たる所を罫書いて、彫刻刀で削って完成。はやる心を押さえて、来週に持ち越します。
裏板の接着の準備をします。スプールクランプを通して、下に下がらないようにクリップで止めます。表板と同様にボンドを塗って締め上げます。気持ちがはやっているのか、又、ゴムを付け忘れました。この状態で1日置きます。
(2006/03/05)
またまた、乾燥待ちの間、塗装の研究?「柿渋」を買ってきました。少し臭いがありますが我慢出来ないほどでは有りません。レッドシダーとマホガニーの端材をペーパーで磨いて、筆で塗ってみます。説明書(?)には、3回程重ね塗り、陽に当てると色が濃くなると書いてあります。
(2006/03/12)
真っ先に裏板のクランプを外します。同様に、側板からはみ出している表板の端をトリマで削ります。ここまでで、胴体の箱が完成です。抱いてみたり、定規を当てて見たり、ウムム・・・・・側板の裏板側はカーブが付いているのですが、左右対称の高さになっていなかった為か、若干、左右でねじれています。次回の為の教訓として、やはりテンプレートを作成して、それを張り付けてラインを出す方法が必要!